絹旗と黒夜の窒素姉妹+保護者一方通行のグダグダとしたお話。
要するに本編の打ち止めの位置に窒素二人、みたいな。
なかなか誰も書いてくれないからもう自分で書くよッ。
【注意事項とかなんか色々】
・登場キャラの性格は基本、原作よりも丸いです。
特に黒夜がかなり丸まってます。暗部行ってないのでスれてないですしサイボーグ化もしてません。
代わりにちょっとヘタレ化してます。
・キャラクター同士の関係を色々とシャッフルした独自設定で展開していく予定です。
・基本台本形式で進めていきます。可能な限り地の文は省いて書くことが目標。
え〜あ〜……まぁ、そんな感じで? やっていけたらいいなぁと思います。
――という訳で黒夜スレのトップバッターは頂いていく!!
3 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/02(土) 20:59:53.52 ID:W5BBysFvo
【帰り道】
一方「コンビニ寄ってくぞ」
黒夜「あ、私も行く」
絹旗「えー……」
<ィラッシャーセー
ガコガコガコガコ
ドサドサドサドサ
一方「おい、午後ティー大量に入れまくってンじゃねェ。重てェだろうがボケ」
黒夜「うるせえ、そっちの缶コーヒー減らせモヤシ」
絹旗(アレの身内とは超思われたくありません……)
<アリァッシター
6 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/02(土) 21:01:12.50 ID:W5BBysFvo
一方「で? 今日はどっちが飯作ンだ? どっちも作る気ねェンならファミレスで済ませンぞ」
絹旗「あ、わたしわたし! 私が超作りますよ!」
黒夜「えー……」
絹旗「何ですか、その超不満げな表情は」
黒夜「いや……(だって絹旗ちゃんレパートリー少ねんだもん……)」
一方「またお前かァ? 最近ずっとじゃねェか」
絹旗「超欲しいDVDが有りますからね。来月までにポイント溜めまくってるんですよ」
一方「まァ、食えるンなら何でもいいけどよ別に……」
□●△
7 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/02(土) 21:02:18.08 ID:W5BBysFvo
【帰宅】
絹旗「ただいまー。というわけでちょっと洗濯物取り込んできます」
一方「あァ。部屋にいるから飯できたら呼べ」スタスタ……バタン
黒夜「絹旗ちゃぁん、今日のご飯なに作んの?」ソファーゴロゴロ
絹旗「超チャーハンです!」ヨッコイセト
黒夜「チャーハン……」
(ここ最近のメニュー:カレー→チキンライス→焼きそば→牛丼→適当に具材ぶっ混んだ野菜炒め)
黒夜「絹旗ちゃんさぁ……そぉいう大味な料理以外も、ちっとは覚えたらぁ?」
絹旗「む。何ですか作ってもらっておきながら、その超失礼な物言いは」
黒夜「いや、絹旗ちゃん作らないなら私が作るし。ぶっちゃけ私のほうが料理上手いし」
絹旗「……ふぅ、洗濯の取り込み超完了です」
黒夜(スルーしやがったし……)
絹旗「ふふふふふ、お手伝いポイント表を埋め尽くす『絹』の文字……。この調子で行けば、来月は大台のお小遣い一万円超えも超夢じゃあ
りません!!」カキカキ
黒夜(あれ、て言うか今さらだけど私のポイントヤバくね? このままじゃ来月の小遣い千円以下じゃね?)
黒夜「……じゃあ、畳むのは私がやっとくかなぁと」イソイソ
絹旗「あ、何ひとの仕事取ってんですか黒夜!」
黒夜「うっさいなぁ、絹旗ちゃんはさっさとご飯作りなよご飯! もうすぐ7時来るっつの!」
絹旗「むぅ……超仕方ありませんね……」
8 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/02(土) 21:03:29.03 ID:W5BBysFvo
かつて、学園都市の暗部に『暗闇の五月計画』というプロジェクトがあった。
学園都市最強の超能力者である一方通行の演算パターンを参考に、各能力者の自分だけの現実(パーソナルリアリティ)を最適化、能力者
の性能向上を目指す計画。
――と言えば聞こえは良いが、実際のところは『置き去り』と呼ばれる子供たちに対し、 「一方通行の精神性・演算方法の一部を意図的に
、無理矢理に植え付ける」という、言ってしまえば人体実験であった。
実験によって多くの心が蹂躙され、多くの悲劇が生まれ、多くの子供の人生が奈落の底に沈んだ――筈だったのだが、
絹旗「フッフッフ、見なさいこの超鍋捌き! 如何な重たい中華鍋も、私の『窒素装甲』に掛かれば超赤子のようなものです」ジャッジャッジャッ!
黒夜「(メッチャこぼしてるケドね……)さて、次はお風呂掃除でも……」
絹旗「って、くゥゥろ夜ちゃァァあン!? なァにさっきから人の仕事超横取りしてくれてンですかァァあ!?」ボロボロ
黒夜「いいからテメェは料理に集中しとけやァァあ!! チャーハン零しまくってンじゃねェか絹旗ちゃンよォォォォお!!」
一方「うるッせェぞガキ共、夜に騒いでンじゃねェェェえええ!!!」
実験の大元となった、とある最強の気まぐれによって、子供たちはなんか割と普通に健やかな日々を送っていた。
□●△
9 : ◆Y1L4z5aia2 [sage]:2011/04/02(土) 21:04:51.58 ID:W5BBysFvo
<ゴチソーサマデシター
絹旗「超御粗末さまです」
黒夜「じゃあ、皿洗い――」
絹旗「は私がやりますから、黒夜はゲームでもやってリビングで豚になってりゃいいです」ヒョイ
黒夜「チッ……」
一方「いや、その前にお前らに話がある」
絹旗・黒夜「へ?」
一方「お前らそろそろ学校行け」パサッ
<学校案内パンフレットの束
黒夜「」
絹旗「」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/02(土) 21:06:02.47 ID:xpx5nmpio
なんという俺得スレ
11 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/02(土) 21:06:58.20 ID:W5BBysFvo
黒夜「……絹旗ちゃぁん、今日はお皿洗い一緒にやろー」キャッキャ
絹旗「もー、しょうがないですねー黒夜はー」ウフフ
一方「待て」ガシッ
絹旗・黒夜「ぐぇっ」
一方「……座れ」
絹旗・黒夜「……はい」
一方「お前らももう、自分の身を自分で守れるぐらいには成長してンだろォ。こないだ芳川達に測らせた能力測定じゃァ、レベル4認定だったしなァ。学校ぐらい行っても問題ねェはずだ」
黒夜(急に測定やるとか言い出したから何かと思ってたら、それが理由かよ……)
絹旗「(調子に乗って全力出すんじゃなかった……)いやしかしですね? 私達だけでは万が一という事態も超あり得るかと――」
一方「つーかそもそも、俺が居ない時お前ら勝手に外出掛けてたしなァ。危なくて学校行けねェっつーンなら、外出も禁止しなけりゃならなく なるンですけどォ?」
絹旗「うぐっ……」
黒夜「け、けど私ら小学校も行ってないし! そんな人間入れてくれる中学なんてなかなか――」
一方「その辺はもう親船の奴に話は通してある。テメェらの能力なら、どの学校でも問題なく口聞きしてくれるとよォ」
黒夜(あンのババァ、余計なことをォ……!)
絹旗「で、でもでも……」
一方「つゥかよォ、行く行かないに関しちゃあテメェらの意見なンざ聞いちゃいねェンだよ」
一方「行け。行かねェならこの家から放り出す」
絹旗・黒夜「はい……」グゥ
□●△
12 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/02(土) 21:07:45.10 ID:W5BBysFvo
<アーデモナイコーデモナイ、アレダコレダドレダソレダ
一方「ほれ、ここなンかどうだァ? 常盤台中学。レベル3以上限定のお嬢様校だが、テメェらなら問題ねェだろ」
絹旗「はぁ、常盤台中……って何ですかこれ、全寮制じゃないですか! 超ふざけてるんですか!」
黒夜「ないわぁ、それはないわぁ」
一方「ハァ? なンでだよ、親元から離れて一人暮らしとか憧れる年頃だろうがァ」
絹旗「どうせ超相部屋でしょうが。へーい黒夜トォォス!」クシャクシャポーイ
黒夜「ボンバァァラァァァンス!!」バシュッ!
一方「あァ!? なにすンだテメェ!!」
黒夜「取り合えず、全寮制の学校は全部却下で」
絹旗「超同じく!」
一方「チッ……(子守から解放されると思ったのによォ……)」
黒夜「ていうか、一方通行の行ってるところでいいんじゃないの? 長点上機、中等部あったし」
絹旗「ああ、そう言えばありましたね。ええっと、パンフレットは……あれ、無い?」
13 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/02(土) 21:09:36.07 ID:W5BBysFvo
一方「……あーわりィ、用意すンの忘れたらしいな。まァ仕方ねェ、こン中から選ぶしかねェな」
黒夜「いいじゃん別にわざわざ調べなくたって。五本指のトップだし、そこで決まりでいいって」
一方「馬鹿、お前等の将来に関わることだろォが! ちゃンと調べなくてどォすンだよ!!」
絹旗「…………」
黒夜「…………」
一方「…………あ、ここいいじゃねェか、霧ヶ丘女学院中等部。家からも近――」
絹旗「じゃあ、ネットで長点上機学園のサイト見てきましょうか」ガタッ
黒夜「あ、私も」ガタッ
一方「あァァッと躓いてモデムぶっ壊しちまったァァあ!!」ズシャァァアア!!
黒夜「おィィィィィいい!!?」
絹旗「なに超ワザとらしい事してくれちゃってンですかァァあ!!」
一方「るっせェんだよクソガキ共がァあ!!
ぶっちゃけ学校行ってまでテメェらの御守りなンざしたくねェンだよ、察しろやチビジャリィィい!!!」
黒夜「ハァァァァあ!!? 誰もテメェの御守りなンざ求めちゃいねェよ貧弱モヤシ!!」
一方「だったら長点上機じゃなくても良いだろォが! 霧ヶ丘なり常盤台なり行けやボケ!!」
絹旗「ソレとコレとは超話が別です! 私たちは純粋に学園都市トップである長点上機の実績に惹かれているだけで、
一方通行が在籍しているとか超関係ありません! 何ですかその自意識過剰っぷり。キモ、超キモ!」
黒夜「すいまっせェェン。なンかァ、目の前の白シスコンが気持悪すぎてェ、蕁麻疹出そうなンですけどォ?
もうお風呂入って寝ちゃってもイイですかァ?」
一方「窓から放り出されてェのかクソガキ共……」ビキビキ
14 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/02(土) 21:11:17.92 ID:W5BBysFvo
絹旗「おやおや、言葉で言い返せないから今度は暴力ですか。学園都市第一位のクセして超底が浅いです」
黒夜「ちっちぇな、ちっちゃすぎんぜ一方通行。そういやアソコも割とちっちゃかった」
一方「テメェが見たのはもう二年以上前の話だろうがァあ!! そンだけ経ちゃあそれなりに成長――」ハッ
一方「…………いや、すまねェ俺の配慮が足りなかったなァ……」
絹旗「は?」
黒夜「なにを急に……」
一方「お前等の場合、二年経っても全然成長してねェもンなァ……。ゴメンなァ、俺が浅はかだったわァ……」
絹旗・黒夜「(超)殺ォォォォォす!!!!」
その後、罵声と怒号と窒素の嵐が飛び交う"家族会議"は、およそ二時間半にも及び――
一方「じゃァ……いいな、霧ヶ丘で……」ゼェ…ゼェ…
絹旗「まぁ、いいでしょう……」ハァ…ハァ…
黒夜「約束、忘れんなよ……」フゥ…フゥ…
新しい携帯の買い替えと、ポイントに左右されないお小遣いの最低保証額2,000円を条件に、二人の入学先は決まった。
□●△
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/02(土) 21:14:33.56 ID:DTqr8m2DO
俺得スレがついにきた!
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/02(土) 21:14:45.31 ID:oSYw/meQ0
黒夜とかwwwwって思ってたけどこれはやられた
こいつらこ可愛いじゃねぇか
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 00:02:27.16 ID:5jmok84DO
ついに黒夜の時代が来たな…
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/04/03(日) 02:50:34.49 ID:7CpWQ3j3o
乙乙 超期待するけど
Lv4で学校通うなら奨学金で月2000円とか誤差じゃね
50 :突発番外編『窒素姉妹と奨学金』 ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 00:22:29.39 ID:27H1uD2Mo
>>37のレス見て思いついた小ネタ。
昨日スレ建てたばっかで本編まったく進んでねぇのにイキナリ番外編とか馬鹿じゃねぇ?
でも後から投下してもなんか寒いし、やるなら今しかねぇだろってことで……大目に見て!!
51 :突発番外編『窒素姉妹と奨学金』 ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 00:24:57.94 ID:27H1uD2Mo
【霧ヶ丘入学からしばらくたった頃】
――バターン!! ドタドタドタドタ、ガチャ!!
黒夜「どお言う事だ一方通行ぁぁぁあああああ!!」
一方「……うるせェな。何なンだ一体、帰ってきて早々……」
絹旗「どうもこうもありません!! コレの事ですよコレ!!」バンバンバン!!
<奨学金制度についての資料
一方「…………」
黒夜「レベル4の学生には、霧ヶ丘から毎月ウン十万単位の奨学金が入ってくるらしいじゃねぇか!!」
絹旗「そんな事、私ら超聞かされていませんよ!! どうなんですかコレ、ほんとに貰ってんですか!?」
一方「…………チッ(面倒なもん見つけてきやがって)」ウンザリ
電気はどのように格納されますか?
53 :突発番外編『窒素姉妹と奨学金』 ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 00:27:13.32 ID:27H1uD2Mo
黒夜「その反応……やっぱり貰ってんだな!?」
一方「うぜェ……貰ってたからどうするってンだ。あァ?」
絹旗「私たちのこと、騙してたんですか……?」
一方「はァ? なンでそうなンだよ」
黒夜「そうじゃねぇか。私たちに黙って、奨学金自分のもんにしてたんだろ?」
一方「アホかテメェらは。研究協力の報酬で俺が幾ら貰ってると思ってンだ。一億二億じゃきかねェンだよ。
大体、小遣いならちゃンとやってるだろうが」
絹旗「たったの二千円ぽっちじゃないですか!」
一方「手伝いの報酬も含めれば、毎月一万円弱にはなンだろォが。ガキには十分な額だ。
服やらなンやら、金の掛かるもンは俺が出してやってる。実際今までテメェらは、特に不自由なくやれてたはずだ」
54 :突発番外編『窒素姉妹と奨学金』 ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 00:28:21.60 ID:27H1uD2Mo
黒夜「…………ェかよ」
一方「あン?」
黒夜「そンなに私らは信用ねェかよ!! それだったら初めからそう言えばいいじゃねェか、
奨学金のこと隠す必要はねぇだろ!! ガキ扱いしてンじゃねぇよ!!」
一方「ガキはガキだろうが」
絹旗「えェ一方通行から見ればそうでしょうね! けど私は……私たちは……何時までもそう見られたくなンかねェンですよ……!
学校行って、超勉強して、能力伸ばして……。家事だって、お小遣いのためだけにやってンじゃ無いですよ。
一方通行の負担を減らして、頼りになるって認めて欲しいから……対等になりたいから、頑張って……。
なのに、この仕打は、超あンまりじゃ無いですか……」
一方「…………チッ」
黒夜「テメェがそう言うんなら、もういいよ……。絹旗ちゃん、行こ……」トボトボ…
絹旗「ん……。今日はもう、ご飯、作りませんから……外ででもなんでも、超勝手に食べてきてく下さい……」トボトボ…
一方「…………オイ」
黒夜「……なんだよ?」
一方「…………クソが。ちょっと待ってろ……」スクッ
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 00:28:33.67 ID:+CfVUfKDO
完全に親御さんwwwwww
56 :突発番外編『窒素姉妹と奨学金』 ◆Y1L4z5aia2 [sage]:2011/04/04(月) 00:28:50.05 ID:27H1uD2Mo
――パサ、パサ
黒夜「これは……」
一方「その通帳の口座に、今まで振り込まれた奨学金は全部入ってる。テメェ等で持ってろ。
暗証番号は、俺とテメェ等が初めて会った日付だ」
絹旗「……良いんですか?」
一方「うるせェ。俺で管理しとくのも面倒なンだよ」
一方「……俺とお前等は、結局赤の他人だ。ずっと俺が面倒みるなンて出来るわけねェし、するつもりもねェ。
今だって、正直ウザってェ事この上ねェンだ。お前等は何時か、一人で生きて行かなきゃならなくなる。
この金は……その時使えばいいと思っていた」
黒夜「…………」
絹旗「一方通行……」
一方「小遣いは、今まで通り出してやる。服とかの日用品の金もだ。
だからその金は、どうしても必要な時を自分で判断して使え……。ガキじゃねェってンなら、それくらい出来ンだろ」
黒夜「……分かった」
絹旗「……超約束します」
一方「…………チッ。クソッタレが。俺は外で飯食ってくるからな……」クルッ
――スタスタスタ……バタン
一方「…………対等に、だと? 生意気なンだよ、ガキ共が」ケッ
…………………………
………………
……
黒夜「」ニヤ
絹旗「」ニヤ
□●△
57 :突発番外編『窒素姉妹と奨学金』 ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 00:29:44.21 ID:27H1uD2Mo
【ゲーセン】
黒夜「こい! こい! こい――だぁークソ!! 何で取れねぇんだよこのクソイルカちゃんがよぉぉおお!!」ダンダンンダ!
黒夜「クレーンゲームごときが舐めやがって! ワンモア! 500YENゴー!!」チャリンチャリ-ン!
□●△
【映画館】
絹旗「コーラにポップコーン、あ、ホットドックも超お願いします!」
絹旗「さぁて今日一日で何件映画梯子出来ますかねぇ。記録挑戦ってなもんですよ!!」ヒャッホーイ!
□●△
【ゲームショップ】
黒夜「GTA……オブリビオン……ギアーズ・オブ・ウォー……うーあー……どうすっかなぁ……」
黒夜「いいや全部買っちゃえ!! 必要! これは私に必要なんだ!!」ウオッシャー!!
□●△
【DVDショップ】
絹旗「っと……よっこいせっと」ドサッ
<ワゴン品の中古DVDタワー
店員「…………これ、全部お買い上げですか?」
絹旗「もちろんです!! これらは全て私には超必要な映画達なのです!!」
□●△
58 :突発番外編『窒素姉妹と奨学金』 ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 00:30:26.86 ID:27H1uD2Mo
【カラオケ(オールナイト)】
絹旗「マヨラァァァァァアアアアアアアア!!」
――プルルプルル、ガチャ
黒夜「あ、注文いいですかぁ? え〜っとポテトとぉ、ミックスピザとぉ、唐揚げとぉ、チーズケーキとぉ、あとあとえっとぉ……」
黒夜「めちゃくちゃ頼んじゃったけどぉ、金額やばくないかなぁ?」
絹旗「大丈夫です、私たちには必要なものなのです! だって超お腹すいていますしー? 食べないと死んじゃいますしー?」
黒夜「どうしても必要な時を自分で判断して使え……。ガキじゃねェってンなら、それくらい出来ンだろ」キリッ
絹旗「ふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」バンバンバン!
黒夜「暗証番号が私らと出会った日とかwwwwどwんwだwけwwwwwwwww」←自分も日付しっかり覚えてた子
絹旗「まwさwにwシwスwコwンwwww私たちをウザったいとかどの口がwwwww」←自分も日付(ry
59 :突発番外編『窒素姉妹と奨学金』 ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 00:31:08.82 ID:27H1uD2Mo
□●△
黒夜「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」ケーキバイキングウメェー!
絹旗「ふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」チョウウメェー!!
□●△
黒夜「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」ジェットコースタースゲェー!
絹旗「ふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」チョウスゲェー!!
□●△
黒夜「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」ユキチサンサイコー!!
絹旗「ふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」ユキチサンチョウアイシテルー!!!
…………………………
………………
……
60 :突発番外編『窒素姉妹と奨学金』 ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 00:31:49.29 ID:27H1uD2Mo
――ゴスッ! ガツッ! ビシッ! バチコォォォン!!
チ――――――――ン……
黒夜「…………」ピクピク…
絹旗「…………」ピクピク…
一方「いやもう……お前等を信じた俺が馬鹿だったわァ……」
62 :突発番外編『窒素姉妹と奨学金』 ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 00:32:54.78 ID:27H1uD2Mo
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< というお話だったのサ >>37
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(‾〜ヽ::::::::::::|/ = 完 =
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 00:34:20.33 ID:Y3mo8ppF0
おいww
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/04(月) 00:34:56.11 ID:JFedq4t9o
この姉妹駄目すぎるwwwwwwww
お仕置きは自転尻叩きですね、わかります
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/04/04(月) 00:35:58.55 ID:SVBaeFGL0
なんかもう・・・
金遣い荒すぎだろwwwwwwww
91 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 19:13:45.34 ID:27H1uD2Mo
【セブンスミスト/制服合わせ中】
絹旗「ふむ……なかなかいい感じじゃないですか」クルンッ
絹旗「一方通行、試着終わりましたよ」シャー
一方「おォ。サイズはどうだ?」
絹旗「ピッタリです。超問題有りません」
一方「ンじゃ、店員呼ンでくるわァ」スタスタスタ…
絹旗「…………感想の一つも寄越さないとは。あれじゃ彼女なんて超できるわけないです」グチグチ
92 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 19:14:48.35 ID:27H1uD2Mo
黒夜「絹旗ちゃん……絹旗ちゃぁん……」ヒョコ
絹旗「黒夜? 何ですか、試着室から顔だけだして」
黒夜「いや、なんか……スカート短すぎない? 足がスースーして落ち着かないんだけど……」
絹旗「そうですか? 超普通だと思いますけど。
まぁ、黒夜はいつもパンツルックですからね、その内慣れますよ」
黒夜「ううー……」
絹旗「そんなに気になるなら、パンストでも履いたらどうですか?」
黒夜「じゃあ買ってきてー……。試しに履いてみるから」
絹旗「やれやれです……」
93 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 19:16:36.54 ID:27H1uD2Mo
絹旗「黒夜、買ってきましたよ」ヒョイ
黒夜「あんがと」
黒夜「…………」シュルシュル…
黒夜「まぁ……これなら多少は……」
絹旗「…………」ソー…
絹旗「ピラーン……」スカートメクリ
黒夜「ひゃひ!? な、何すんだてめぇええ!!」ボンバーランス!
絹旗「おっと」オフェンスアーマー!
絹旗「いやぁ、あれですねうん。黒スト越しのショーツというのは、噂通りの超エロさですね!」グッ
黒夜「」ナニコイツキモチワルイ…
94 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 19:17:31.56 ID:27H1uD2Mo
一方「何騒いでやがンだテメェらは……。黒夜、テメェも試着終わったのか?」
黒夜「一応……」シャー
店員「サイズは問題御座いませんか?」
黒夜「んー、多分……」
絹旗「超大丈夫です」
一方「じゃあ、このサイズ二つ。支払はカードで」
店員「畏まりました」
▽
<アリガトウゴザイマシター
一方「制服は買った、鞄と文房具一式も買った……もう必要なもンはねェな。
どっかで昼飯食ってから帰るか」
黒夜「携帯!!」
絹旗「超携帯!!」
一方「あァー……はいはい、わァったよ。飯の後な……」
絹旗・黒夜「ひゃっほーい!」
95 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 19:18:09.32 ID:27H1uD2Mo
【携帯ショップ】
黒夜「うおー、なんか色々訳分からん機能付いてるよ絹旗ちゃん!」スゲェ!
絹旗「私達の携帯、もう三年くらい前のですからね。うわ、なんですかこれ3D携帯?
画面が超飛び出してきますよ、何の意味があるんですかねこれ!」チョウスゲェ!
黒夜「通話とかも立体音響で聞こえるらしいよ!」アホダ!
絹旗「何それ超キモ! ていうかやっぱり超意味ねえ!」チョウアホダ!
一方「…………騒がしくてすンませン」
店員「いえいえ、ご自由にご覧になってください」ニッコリ
絹旗「一方通行、これ! これにします! この超アホ機能っぷりが超気に入りました!!」
黒夜「私も同じのでー!!」
一方「分かったから、もォちょい声を落とせ……」
店員「カラーは如何いたしますか? こちらのラインナップからお選びいただけますが」
黒夜「……ブラック!」
絹旗「超ホワイトで!」
一方(白黒姉妹……)
店員「(白黒白兄妹……)ではご用意致しますので、少々お待ち下さい」
96 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 19:18:47.76 ID:27H1uD2Mo
【帰り道】
――プルルル プルルル ガチャ
絹旗『あーあー、もしもし黒夜。聞こえますかー?』
黒夜『聞こえる聞こえる。なんかスゲェ気色悪い感じに聞こえる!』
絹旗『おおう、なんですかコレ、まるでホントに正面に立って会話しているような聞こえっぷり! マジで超キモッ!!』
黒夜『こう、携帯を裏っ返しにすると……』
絹旗『うわ、今超後ろから聞こえましたよ!! なんぞコレ!!』
黒夜『マジで立体音響だ! どんな無駄技術使ってんだよ学園都市!!』ギャハハハハハ!
一方「おい、電話すンのは良いがちゃんと前見て歩け! 危ねェだろうが!」
絹旗『ちょwwww今一方通行の声が超二方向から聞こえましたよwwwwww』
黒夜『キメェwwww一方通行のステレオボイス、マジキメェwwwwwwwww』
一方「」イラッ
97 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/04(月) 19:19:18.58 ID:27H1uD2Mo
絹旗「いやー、笑った笑った超笑いました。しかし一体どういう原理なのでしょうねこれ、全く想像がつきません」ピッ
芝生のスプリンクラーゾーンのバルブは閉じません
黒夜「まぁ、キモ過ぎるから普段は機能切っとくけどね」ピッ
一方「その携帯のウリ、全否定だな……」
絹旗「あ、そう言えば。一方通行、私達具体的に何時から学校通うんですか?」
一方「あァ、月曜からだ」
絹旗「へぇ、来週の月曜からですか」
一方「いや、今週の」
黒夜「……今週の?」カパッ
絹旗「……月曜日?」カパッ
携帯のカレンダー<今日ハ日曜日ダヨ!
絹旗・黒夜「…………明日じゃねェか!!」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 19:31:17.44 ID:0HvFMmPso
このアホ姉妹可愛いな…一方さん頑張れ超頑張れ
乙!
122 :◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/05(火) 21:04:31.67 ID:mfQg+18Do
【翌日/霧ヶ丘女学院校門前】
黒夜「……あ〜……ヤバい、なんかヤバい、ヤバいぐらいお腹痛くなってきたから
私帰るね絹旗ちゃん後よろしk」
絹旗「待ちなさい」ガシッ
黒夜「イィィィヤァァァアア!! だって無理だって絹旗ちゃんなんか違うって
ここ私がいていいような雰囲気じゃ無いって! 生徒とか皆ハイソ〜って感じで
校舎も女学院〜な感じで上品だし御機嫌よう〜とかお姉さま〜とかそんな感じじゃん
ていうか私昨日寝られなくて隈出来てるしとにかく無理無理無理無理絶対無理ィィィ
ィイィィィィヤァァアアア!!!」ズリズリズリズリ
絹旗「大丈夫ですよー黒夜。隈の一つぐらい出来たところでアナタの目付きの悪さは超変わりませんからねー。
て言うかお嬢様とか言ったところで、どうせ皆男誘うために無理して演技してる奴ばっかですって。
一皮剥けば超ドロドロのグロイ花弁がクパクパ音を立ててるに決まってます。
ほら、『周りは皆ウツボカズラ〜』とか思い込んでおけば超平気」ズリズリズリズリ
黒夜「それはそれで怖いわボケェえええ!!」ズリズリズリズリ
絹旗「さて職員室はどこですかねぇ」ズリズリズリズリ
黒夜「うわぁぁぁんやーだー帰るー私かーえーるー!!」ズリズリズリズリ
絹旗「ああもう超喧しいです!」キュッ
黒夜「グェッ」バタッ
絹旗「初日から遅刻と超冗談じゃないですよまったく」プンプン
黒夜「」ズリズリズリズリ
123 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/05(火) 21:05:07.88 ID:mfQg+18Do
【職員室】
絹旗「失礼しまーす。今日から編入することになっていた者ですがー……」ガララ
教師A「あー、はいはい。話は聞いているわよ。え〜っと貴方が……」
絹旗「絹旗最愛です。それでこっちのノビてる超ヘタレが……フンッ」ゴキィッ!
黒夜「カハっ! ……は、はれ? ここ何処……?」キョロキョロ
絹旗「黒夜海鳥です。超よろしくお願いします。ほら黒夜、あなたも挨拶してください」
黒夜「へ? あ……よ、よろしく願いします……」ペコリ
教師A「はいよろしく。え〜と……大丈夫? 気を失っていたみたいだけど、体調が良くないのなら今日は無理しなくても……」
黒夜「!? は、はい! 体調が良くないので今日のところは早tブボォッ!?」
124 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/05(火) 21:06:10.27 ID:mfQg+18Do
絹旗「いえいえ、超大丈夫です。ちょっとヘタレを拗らせていただけですのでご心配なさらずに」
黒夜「ぎ、ぎぬばだ、ぢゃ……い、いま゛……みぞおぢ、に……」ピクピク
教師A「そ、そう? ならいいけど……ちょっと待っててくれる? 木山先生ー」
木山「……なにか?」
教師A「ああ、木山先生。今日から編入する予定になっていた子ですよ。絹旗さんと、黒夜さん」
黒夜(……うっわ目付きわりー。すんげぇ隈)ヒソヒソ
絹旗(鏡見てきたらどうですか黒夜)ヒソヒソ
木山「ああ、君たちが……。木山春生だ、よろしく。黒夜君、私が君が通うD組の担任になる」
黒夜「あ、はい。よろしくお願いし、ま……す?(私……だけ?)」
教師A「絹旗さんは私が担任のA組ね。まぁ中途半端な時期の編入だし、戸惑うこともあるでしょうから、なんでも気軽に相談して頂戴」
絹旗「超お願いします」
125 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/05(火) 21:07:15.15 ID:mfQg+18Do
黒夜「え? あの……え?」
絹旗「? どうかしましたか黒夜?」
黒夜「いや、その……え? 別の、クラス……なの?」
木山「そうだが」
絹旗「なにを今更。クラス人数の調整とかもあるんですから、別々になるなんて超当たり前のことじゃないですか」
教師A「あ、もうすぐHR始まるわね。それじゃあ行きましょうか絹旗さん」スタスタスタスタ
絹旗「それじゃあ黒夜、サボったら超窒素パンチですからね」スタスタスタスタ
黒夜「ちょ、待っ――」
木山「それじゃあ、私たちも行こうか……黒夜君?」
黒夜「…………ま……マジで?」
126 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/05(火) 21:07:51.25 ID:mfQg+18Do
【1-D教室前】
木山「それじゃあ私が呼んだら、入ってきて自己紹介を頼む……。ああ、あと黒板に名前を書いてくれ……」
黒夜「はい……」
木山「ガララ)HRを始める、皆席についてくれ……」
黒夜(自己紹介……って、そういや全然考えてなかった……なに言えばいいんだ? 名前? 趣味?)
木山「えー、今日は皆にお知らせが……」
黒夜(私の趣味ってなんだっけ? ゲームか? 洋ゲーだよな? 『黒夜海鳥です! 趣味はゲームで、
流血上等グロ満載の洋ゲーを毎日やりこんでいます! よろしくね♪』――ってよろしく出来るかボケェ!!)
木山「新しいお友達が増えることに……」
<ワーワーキャーキャー
<ドヨドヨガヤガヤ
127 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/05(火) 21:08:20.29 ID:mfQg+18Do
黒夜(ねぇよ、この自己紹介はねぇよ。けど他に趣味なんて無いし……)
木山「転校生の黒夜君だ。黒夜君、入ってきてくれ…………黒夜君? 黒夜君!」
黒夜「え? あ、はい! (ああもういい! 名前だけで無難に行く!!)」ガララ
ツカツカツk――ガツッ!!
黒夜「ブッ!!」
木山「…………」
クラスメイトA(…………こけた?)ヒソヒソ
クラスメイトB(おもいっきりこけたね……)ヒソヒソ
クラスメイトC(うわぁ、悲惨……)ヒソヒソ
木山「……大丈夫かね?」
黒夜「だ、だいひょうぶで――」タラァ-…
黒夜(は、鼻血ィィィィい!? 鼻血垂らしながら自己紹介とか冗談じゃねェぞォォおおお!!?
な、何とか誤魔化さないと……! とにかく、名前書いて、自己紹介……!)スクッ
クラスメイトD(あ、起きた……)
カッ! カッカカカッスーカカッカツッ!
クラスメイトE(チョーク砕きながら名前書いてる……)
ザワ…ザワ…
128 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/05(火) 21:08:50.99 ID:mfQg+18Do
黒夜(鼻血止まらねェェェええ!! ぐっ、名前書き終わっちまった……鼻抑えながら喋るしかねェか!?
何とか、俯きがちに、気付かれないように……)クル
クラスメイト達『ヒィッ――!!!?』ビクゥッ!!
黒夜「(俯きがちの上目遣い=超ガンつけ)……くろよる、うみどりです……。
よろしくお願いします……(鼻声をごまかそうとした結果=超ドス声)」
シ―――ン…
木山「あー……皆、なにか質問などは無いかな……?」
シ―――――ン…
木山「…………じゃあ、えー……黒夜君、窓際一番後ろの席に座ってくれ……」
黒夜「はい……(超ドス声)」
ツカツカツカツカ…
黒夜(へ……へへ、へ……。終わった……私の、学園生活……)
159 :◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/06(水) 20:55:56.64 ID:f4il/Rr/o
【昼休み/1-D教室】
黒夜「お腹すいた……食堂、あるんだっけ……」ガタ
――ドン
黒夜「っと……」
クラスメイトF「あ、ごめ〜ん……」
黒夜「あ、こっちこそ……」
クラスメイトF「って、く、黒夜さん!? ごごごご御免なさい!! け、けしてわざとじゃなくて、あ、あの、その……!!」
黒夜「え? いや、私も周りよく見てなかったから別に……」
クラスメイトF「ヒィィィィイ!? すいません、本当にすいません!! どうか許して!!」ガクガクブルブル
黒夜「」
160 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/06(水) 20:56:40.01 ID:f4il/Rr/o
ザワザワ…ザワザワ…
クラスメイトG(どうしたの?)ヒソヒソ
クラスメイトH(いや、なんか黒夜さんが……)ヒソヒソ
クラスメイトI (なになに、カツアゲ? 恐喝?)ヒソヒソ
黒夜「…………はぁ」トボトボ
クラスメイトJ「あ、あの、くろ――」
黒夜「ご飯食べてこ……」ガララ
クラスメイトJ「あ……」イッチャッタ…
161 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/06(水) 20:57:16.25 ID:f4il/Rr/o
【1-A教室前】
黒夜(確か、A組って言ってたはず……)
黒夜「絹旗ちゃぁん……」ソー…
クラスメイトK「」ガヤガヤ
絹旗「」ワイワイ
クラスメイトL「」アハハハ
絹旗「」ウフフフ
クラスメイトM「」キャハハハ
黒夜(め、めっちゃ打ち解けてる……)
クラスメイトL「あ、そうだ絹旗さんアドレス交換しない?」
絹旗「良いですよ、ちょっと待ってください」ゴソゴソ
黒夜(も、もうメール交換まで!!?)ガクガクブルブル
クラスメイトK「あ、それ最近出た奴じゃない?」
絹旗「ふっふっふ、つい昨日機種変したばかりの超最新型です!」
クラスメイトM「いいなー、ちょっと触らせてー?」
黒夜「(声掛けづらい……)……一人で食べよ」トボトボ
162 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/06(水) 20:57:46.38 ID:f4il/Rr/o
【学食棟】
黒夜「……でけぇ。つーかすげぇ。学食ってレベルじゃないし」ウオォ
黒夜「そう言えば、学食棟は中高共同で利用してるって書いてたっけ……」キョロキョロ
黒夜「ラーメン、うどん、軽食……へぇ、フードコートみたいに種類ごとに分かれてんだ。何食べよ……うどんでいっか……」
<ワイワイガヤガヤキャッキャウフフ
黒夜(……皆、友達と一緒に来てるなぁ……)
おばちゃん「次の人、注文どうぞー」
黒夜「……肉うどん一つ」
おばちゃん「あいよー」
▽
163 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/06(水) 20:58:16.37 ID:f4il/Rr/o
黒夜(席は……あ、あそこ空いてる)スタスタ…
黒夜「いただきます……」チュルチュル…
黒夜(肉ふわふわで結構美味しい……ん?)
ザワ…ザワ…
??「相変わらず混んでるわねー。中学と高校で、昼休みちょっとずらせばいいのに」
??「言ってもしょうが無いでしょ。ああ、あそこ空いてるんじゃない?」
<アレ、レベル5ノ…
<ニアレベル5モイッショダ
<キリガオカノツートップ゙…
<アノフタリ、ガクネンチガウノニイツモイッショニイルヨネ…
黒夜(なんか騒がしいなぁ……)
164 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/06(水) 20:58:54.36 ID:f4il/Rr/o
??「チッ……。コソコソこっち伺いやがっって」イライラ
??「ほら、周りなんざほっときなさいっての……。隣、空いてるかしら?」
黒夜「へ? はい」
??「ありがと」
??「アンタは、相変わらず外面良いわね。中坊なんかに気ぃ使って」
黒夜(中坊……)イラ
??「さぁて、きょーおーのおべんとーはなんだーろにゃーん? じゃーん、シャケ弁でーす!」キャー!
黒夜(オイオイ、『にゃーん』って……年考えて喋れよ……)イライラ
??「またシャケ弁? 貴方たまには違うものも食べたら?」
??「そういうアンタこそ、いっつもサラダでしょうが。結標ちゃんは、そんなにお腹のタプタプお肉が気になるのかにゃーん?」
165 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/06(水) 20:59:26.84 ID:f4il/Rr/o
結標「シャケ弁のシャケだけ彼方に飛ばして差し上げましょうか、麦野先輩?」ニッコリ
麦野「ヒィィイ!? あああ、アンタなんて恐ろしいコト言うのよ……!!」ガタガタ
結標「いや、そんなガチで怯えられても困るんだけど……」
黒夜(うるせぇ……コイツマジうぜぇ……)イライライライラ
麦野「怯えるわよ、シャケを飛ばすだなんてアンタ。間違いなくこの学園が崩壊するっての」
結標「それ、貴方が暴れるってことでしょうに。というか、シャケ弁如きでどんだけよ」
麦野「如き? アンタ今『如き』って言った?」
結標「(めんどくさいなぁ……)ああはいはい、ごめんなさいね。失言でしたー」
麦野「いい? このシャケ弁はね――」シャケツマミアゲ
結標「いや、失言だったって謝ったでしょ!? なんで続けようとすんの!?」
麦野「いいから黙って話を聞け!!」クワッ!
結標(死ぬほどうぜぇ……)
黒夜「(死ぬほどうぜぇ……)……ごちそうさま」ガタッ
166 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/06(水) 20:59:58.70 ID:f4il/Rr/o
麦野「このシャケ弁はね、駅前のお弁当屋さんに努めて二十五年、
学園都市第七学区のお袋さんこと『故郷帰し(カントリーマム)』佐藤さんが作ったシャケ弁なの。分かる? 佐藤さん」
どのように多くのボックスはコンテナに行くことができる計算
結標「か、かんとりー……? いや、分からないけど……(お菓子?)」
黒夜「……」スタスタ…
麦野「佐藤さんを知らないなんて嘆かわしい。最近の若いもんはどうなってんのかしら……。
まぁいいわ。とにかくこのシャケ弁には、佐藤さんの学園都市中を包みこむような母の愛が凝縮――」ドンッ
――ボトッ
麦野「あ゛」
黒夜「あん?」
結標「あっちゃあ……(マズイわねあの娘)」
麦野「……おい、クソジャリ。佐藤さんのシャケ、落ちちゃったじゃん……どうしてくれるわけ?」
黒夜「ピキッ)……ハァ? どうもしねェよ、そっちが箸で摘んだまま
振り回してンのが悪ィンだろうが。こっちは普通に歩いてただけだっつゥの」
結標(正論……。だけど、その正論が通じないから、麦野友達いないのよね……)ハァ…
167 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/06(水) 21:00:27.79 ID:f4il/Rr/o
麦野「へぇ、言うわねぇ。アタシが誰だか知らないのかにゃーん?」
黒夜「知るかボケ。つーかなンなンですかァ? さっきからその『にゃーん』ってェの。
死ぬほど痛いたしいンですけどォ? 自分の年考えろよババァ」
麦野「ビキビキ)……オーケー。分かった、よぉく分かったわ……。ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」
黒夜「上等だその顔のシワ削って、ちったァ若く見えるよォにしてやン――」
結標「取り敢えず、あんたら外でやりなさい」ムーブポイント
麦野・黒夜「」ヒュンッ
ザワザワ…ザワザワ…
<ネエ、サッキノコヤバインジャ…
<ナラ、アンタタスケニイキナサイヨ…
<ムリニキマッテンデショ! ムスジメサンニマカセルシカナイワヨ…
結標「はぁ……校舎が崩壊する前に止めないとなぁ……」ウンザリ
168 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/06(水) 21:03:28.70 ID:f4il/Rr/o
本日は以上で終了。
うちの麦野さんは高三の17歳です。
17歳ったら17歳です。
…………ねーちんだって18歳だろうがっ。
それはそれとして、麦野と結標って結構馬合いそうな気がするんだけど、
絡んでるSS殆ど無いですよね。
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/04/06(水) 21:10:55.40 ID:b5qFN6/v0
乙
むぎのんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
別にむぎのんもねーちんも老けてないさ!
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/04/06(水) 21:19:52.04 ID:Q0YMJGo30
黒夜に手を出したら一方さンに麦/野にされちまう
205 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/07(木) 21:48:03.44 ID:hy5/zG7Eo
【グラウンド】
――ヒュンッ
黒夜「ッ!? 何だ? テレポート?」キョロキョロ
麦野「余所見してる場合かにゃーん?」
――ブン!
黒夜「っとォ――!?」ゴロゴロ
麦野「お、私の蹴り避けた。へぇ、わりと喧嘩慣れしてんじゃないの」
黒夜「見下してンじゃねェよ、その顔真平らにされてェか」ボシュ―!
麦野「出来るものならどうぞ? (大気操作系か? 周りの空気を手の先に収束させて槍状に形成してんな。
リーチはそうでもないけど、威力は結構ありそうじゃない。レベル4ってとこかしら?)」
黒夜「風穴開けてやる」ダッ!
麦野(まぁ、もっとも……)
黒夜「死ね!!」ゴゥッ――!!
<パリィッ!
206 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/07(木) 21:49:16.14 ID:hy5/zG7Eo
黒夜「…………はィ?」フセガレタ?
麦野「(レベル4もレベル0も、私のとっちゃ同じだけどね)残念でした」ドゴォ!
黒夜「っだァァァァァあああ!?」ゴロゴロゴロゴロ…
黒夜(ガードごと吹っ飛ばされた!? 蹴り重てェよ、足太すぎんだろ!!
つか何だ今の、私の『窒素爆槍』が全然通ンなかったぞオイ!! どンな強度の障壁だ!?)ヨロ…
麦野「そんじゃ次はこっちのターン。シューティングゲームは得意かにゃーん?」ジジ…ジジジジ…
黒夜(何だ? 体中から光が……電子?)
麦野「まずは難易度Normalだ。死ぬ気で避けな?」ボッ!
――チュドドドドドドォォォオ!!!
黒夜「うォどォわァァァああああああああああああ!!?」
…………………………
………………
……
207 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/07(木) 21:50:26.54 ID:hy5/zG7Eo
黒夜「ちく……しょう……!!」ゼェ…ゼェ…
麦野「どうした若人。もうギブアップ?」
黒夜「誰がするかボケ!」
麦野「そうこなくっちゃ」ボッ!
――キュドドドドォォォオ!!
黒夜「くッ――(私以上の射程と威力を持った射撃に、絹旗ちゃン以上の強度を持った障壁……洒落になってねェンだよクソ!)」
黒夜(けど、絹旗ちゃンの『窒素装甲』と違って、障壁は自動防御じゃねェ……認識外からの攻撃には対処できねェはずだ)ダッ!
麦野「ありゃ、玉砕覚悟の特攻? もうちょい頭いい子だと思ってたけど」キュボ――!
黒夜(今……ッ!!)バシュッ!!
麦野「(槍の噴出で跳躍した!?)しまッた――」
黒夜「(死角取ったァ!)死ィねェやァあああ!!」
208 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/07(木) 21:51:19.40 ID:hy5/zG7Eo
麦野「――なんつって」シュインッ
――スカッ
黒夜「……へ?(消え、た?)」
麦野「甘い甘い。噴射を利用した高速移動、私も同じこと出来るんだなぁこれが」ジ…ジジ…
黒夜「……ハッ。同じ、ね……(ざけンな、速度の次元が違ェだろうがよクソ……)」
麦野「けどまぁ、ギリギリまでそれを使わずに逃げ回ってたのは褒めたげる」ジジジジ…
黒夜「そりゃどうも……」
麦野「ご褒美だ。難易度Hard。頑張んなー」ジジジジジジジジジジジ…!!!!
黒夜(あー……詰んだ……これ、死ぬンじゃね?)
――ゴッッバァァァァァァァァアアアアアアアアアア!!!!!!!
▽
209 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/07(木) 21:52:06.48 ID:hy5/zG7Eo
黒夜「」プスプス…プスプス…
麦野「はー、スッキリしたー」ツヤツヤテカテカ
結標「やり過ぎよ全く。あの娘、死んでないでしょうね……?」
麦野「直撃させちゃいないよ。余波でちょっぴり焦げてるだけ。
ちゃんと見てたんでしょ? このガキが危なくなったら、いつでも逃がせるようにさ」
結標「まぁね。けど、ちゃんと貴方が怒り発散しきるまで頑張れたんだから、将来有望な後輩じゃないの」
麦野「そうねぇ……。まぁ、周りでビクビクこっち伺ってる連中よりかは気に入ったかしらね」グルリ
結標「さてじゃ、保健室連れてきましょうか」スタスタ…
??「そこまでです!!!」
結標「うん?」
麦野「あら?」
絹旗「」ババーン!!
210 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/07(木) 21:53:13.33 ID:hy5/zG7Eo
結標(……また変な娘が現れたわね)
麦野(……何でわざわざ照明塔の上に登ってんのかしら?)
黒夜「ぅぅ……きぬはた……ちゃん……?」グッタリ…
絹旗「黒夜を倒したぐらいでいい気にならないことですね!!
そのヘタレは我ら『ナイトロジェン・シスターズ』の中でも一番の小物!!
JK如きにやられるとは、ピチピチJCの面汚しよ!!」ドドン!!
結標「ナイトロ……え〜……窒素姉妹?」
黒夜「だれ、が……小物だ、テメェ……ッ」プルプル…!
麦野「何、あんたら姉妹? 他にもいっぱいいんの?」
絹旗「超二人姉妹です!!」ドヤッ
麦野「あっそう……(アホの子かしら?)」
結標「(アホの子みたいね……)あ〜、私は今この子を保健室に連れてこうとしてたんだけど?」
絹旗「ふん、信じられるものですか! 超問答無用です、とぉう!!!」ダンッ
211 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/07(木) 21:54:02.65 ID:hy5/zG7Eo
麦野(あ、飛んだ)
結標(飛んだわね)
麦野(落ちてくるわよ……?)
結標(着地出来るのかしら……?)
絹旗「超窒素パァァァァンチ!!」
麦野・結標「ッ!?」ザッ
――ドゴォォォォオン!!
結標「あっぶなぁ。大した怪力ねぇ……(ってもそれだけじゃ無い様だけど)」
麦野「(同じ大気操作系? けどこっちは体全体に薄く纏ってる感じね。制服に埃一つ付いてないし、
防御特化タイプかしら?)私もうお腹いっぱいだから、アンタ相手したげなさいよ」
結標「はぁ……全く、めんどくさい」カチャ…
絹旗「(懐中電灯? 何に使うのか知りませんが……)多少の事では私の『窒素装甲』は超揺るぎません!!」ダッ―!
結標「ヒョイっと」ヒュンッ
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(香川県) [sage]:2011/04/07(木) 21:54:49.81 ID:qiNinE9u0
絹旗ちゃンはアホかわいいなァ
213 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/07(木) 21:55:06.90 ID:hy5/zG7Eo
――パッ
絹旗「……は?(な、何で私空中にいるんですか!?)」
絹旗「くッ――!」クルクルズザァー!!
結標「頑丈さが売りらしいけど……コレとどっちが上かしらね?」ヒュンッ
――パッ
絹旗「ちょ……ッ」
↓イ○バ物置<百人乗ッテモ、ダイジョーブ!↓
絹旗「ちょっとぉぉぉぉおおおおおお!!?」
――ズゥゥゥン…!!
絹旗「ッ……こ、の……程度でぇぇええええ!!」ゴゴゴゴ…!
麦野「お〜、持ち上げてる持ち上げてる。しかもまだまだ余裕ありそうじゃない?」
214 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/07(木) 21:56:28.25 ID:hy5/zG7Eo
結標「大したもんねー。というわけで、追加オーダー入りまーす」ヒュンッ
――ズンッ!
絹旗「おぉ……ッ!? ちょ……待っ……」
結標「もいっちょオマケ」ヒュンッ
――ズズンッ!!
絹旗「ぉ……は……ぐぅぅ……!!」プルプルプル…!!
結標「おおー。三つでも持ちこたえてるわ。けどもう近くに物置ないし。どうしよっか」
麦野「この状態で何人まで乗れるか試してみたら?」
結標「あ、いいわねそれ。何人乗れるか賭ける? 私10人」
麦野「ん〜……7人!」
絹旗(いやムリムリムリムリもうムリ超ムリですって!!)プルプルプルプル…!!
215 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/07(木) 21:57:54.63 ID:hy5/zG7Eo
黒夜「わ、た、しを……忘れてンじゃねェェェェえええ!!」ゴゥッ!!
結標「ッ!? 危なっと!!」ザザッ!
絹旗「(チャンス!)どっせぇぇぇぇぇええいい!!」ブオン!
結標「げっ(物置を投げ返してきた!? まだそんな余力が……!)」
黒夜「死ィねやァァああああ!!」ダッ!!
絹旗「超ぶっ飛ばァァァあす!!」ダダッ!!
結標(チッ……先に物置を飛ばして――いや、なんかもうメンドイし、いいや適当で……)
結標「むぎのんばりやー」ヒュンッ
――パッ
麦野「へ? おわ、危なッ」ビィィィム!!
黒夜・絹旗「ぎゃァァァァああああああァァあああ!?!?」ゴロゴロゴロゴロ…
243 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/08(金) 21:09:50.61 ID:DdY7DZS6o
麦野「ちょっとー、いきなり巻き込むんじゃ無いわよ」プンスカ
結標「いいじゃない。元はといえば貴方の喧嘩でしょ?」シレッ
麦野「そうだけどさぁ……。まぁいっか。もう二人でさっさと終わらせる?」
絹旗(ちょっ、ここに来て二人とか……超ヤッベェ……)プスプス…
黒夜(フッ……大丈夫だよ絹旗ちゃん……さっき『アレ』を使ったから……)プスプス…
絹旗(『アレ』? 『アレ』ってまさか……!)
黒夜(そう、そのまさかさ!!)ニヤッ
絹旗(超ナァァイスです……)ニヤッ
黒夜「ク……クックックック……」スク
絹旗「フフ……ウフフフフフ……」スク
244 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/08(金) 21:11:59.96 ID:DdY7DZS6o
結標「うん……?」
麦野「何、どうしちゃったのあいつら? 恐怖で壊れた?」キモイ…
黒夜「抜かしてろボケ! テメェらはもう終わりだ!!」
絹旗「超お気の毒ですが、、我ら『窒素姉妹』の最終手段を使わせていただきました」フッフッフ
黒夜「そう、システム『O・I・Y』をなぁ!!」ケイタイバーン!!!
麦野「しすてむ……」
結標「おー、あい、わい……?」
絹旗「超説明しましょう、O・I・Yとは『(O)おにいちゃんに・(I)いいつけて・(Y)やるんだから!!』の略なのです!!」ババーン!!
麦野・結標「」ブホォッ!!!!
麦野「ちょwwwwwおwにwいwちゃwんwwwwwwwwwww」ゲラゲラゲラゲラ
結標「おにいちゃんとwwwwきましたかwwwwwwwww」ピクピクプルプル
245 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/08(金) 21:13:30.24 ID:DdY7DZS6o
黒夜「」ニヤニヤ
絹旗「」ニヤニヤ
麦野「やめwwwwwその勝ち誇った顔がwwwwさらにツボにwwwwww」ゲラゲラゲラゲラ
結標「しw死ぬwwwwww腹筋がwwwwwww息wwできなwwwwwwww」ピクピクプルプル
??「オイ……」ザッ
麦野(ちょっwwwwwマジで来たwwwwwwww!?)クル
結標(おにいちゃんwwwwwwご拝見wwwwwwwww)クル
一方「……ったく、呼び出しなンぞメンドくせェ事しやがって」
麦野・結標「」\(^o^)/ \(^o^)/
246 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/08(金) 21:15:31.10 ID:DdY7DZS6o
黒夜「ギャハハハハハハハハ!!! まンま予想通りだぜその反応よォォおお!!」バンバンバン
麦野(オイィィィィィィイイイ!!? 第一位に妹がいる何て聞いてねぇぞぉぉおおおおおおおお!!?
ヤバいヤバいヤバいヤバい無理ゲーってレベルじゃねぇんだよどうすんだこれオイむすじ――)
結標「きゃー、麦野先輩頑張ってー。麦野先輩素敵ー、エロかっこいー。
レベル5第四位の麦野先輩なめんじゃねぇぞー、相手になってやんよーおらぁー」グイグイ
麦野「結標ぇぇぇぇえええええ!!?
お前なに人をスケープゴートにしようとしてんのぉぉぉぉおお!!?!?」
結標「私は自分が一番好き!! 自分の命が一番大切なの!!!」グイグイグイグイ
麦野「最ッッ低だなテメェ!!?」
絹旗「フッ、もはや全ては手遅れです。死よりも恐ろしい恐怖を超味わいやがれってんですよ!
と、言うわけで」クル
黒夜「トドメをくれてやンよ」クル
――ダッ!
絹旗「うえぇぇん、おにいたんたちけてー!!(>_
黒夜「あのおばたんたちがいぢめるよぉー!!(>_
247 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/08(金) 21:16:22.58 ID:DdY7DZS6o
一方「…………」ハァ
麦野・結標「――!?」ビクゥ
――ゴスッ!! ガツッ!!
絹旗「ッッのぉぉぉぉおごぉぉおおおおおお!??!?」ゴロゴロゴロゴロ…
黒夜「おッッぐぉぉぁぁぁぁああああぁぁぁあ!?!!?」ゴロゴロゴロゴロ…
結標「……へ?」
麦野「……あれ?」
絹旗「つ、つむじが! つむじが超凹んだぁぁぁぁあ……!!!」ギッタンバッタン!!
黒夜「ッッぉ……ぁッ……て、てんめぇぇ……助けを求める可愛い妹分にゲンコツ落すたぁ、
どういう了見だぁ……!!」ナミダメプルプル…!
一方「どうもこうもねェよ、この馬鹿共が。俺はここの教師に、テメェらが暴れてるっつって
保護者として呼び出し食らったンだよ。テメェのメールの前になァ」フミッ、フミッ
黒夜「グェッ! ちょ、足どけやがれぇ……!!」
絹旗「わ、私の『窒素装甲』でも持ち上がらないとか……超ベクトル操作してますね!?」グヌヌヌ!
結標(あれ、なんか……)
麦野(第一位、割と常識人っぽい……?)
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/08(金) 21:17:13.49 ID:Fbx7/be/0
よかったなお前等、いいお兄ちゃんじゃねえかwwww
249 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/08(金) 21:17:47.22 ID:DdY7DZS6o
一方「登校初日に問題起こしやがって。こっちはテメェらの急な編入のために、方々に貸し作ってンだぞ?
ちったァ俺の立場も考えやがれ」グリグリグリグリ
黒夜「ぐえええええええええ……!!」ジタジタ
絹旗「のあああああああああ……!!」バタバタ
一方「しかも……」
結標「ッ!」ビクッ
麦野「……」コッチミタ…
一方「ありゃあ確か、第四位とニアレベル5のテレポーターだろ? 霧ヶ丘のツートップじゃねェか。
テメェらが叶うわけねェだろ、相手見て喧嘩売れマヌケ」
麦野(第一位、私達の事知ってるみたいよ……?)ヒソヒソ
結標(なんかモゾモゾする……)モゾモゾ
麦野(うん、モゾモゾする……)モゾモゾ
一方「そンじゃ俺は一回きやm……教師ンとこに顔出してくるから。テメェらは大人しく教室帰ってろ」スタスタスタスタ…
黒夜・絹旗「」チ――ン…
250 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/08(金) 21:18:57.15 ID:DdY7DZS6o
一方「メンドくせェ……。あ、おい」
麦野「え?」
一方「ウチのガキ共が面倒掛けたな。なンなら、何か侘びでもするが?」
麦野「え、マジで? じゃあ是非――(ゲシッ)――イテッ! 何蹴ってんだ結標ぇえ!?」
結標「黙んなさい。あー、気にしないで頂戴。というかむしろ、先に喧嘩売ったのはウチのコレだからコレ」ゲシゲシッ
麦野「イタッ、痛いって何この仕打ち!? アンタ一応後輩でしょ!?
て言うか、私を捨石にしようとしたことぜってぇ忘れねぇからなぁあああ!!」
結標「やぁねぇ、私達友達じゃないの」
麦野「そうね、私もついさっきまではそう思ってたわよ……」ギリギリギリ
一方「あァー……構わねェならいいが……」
一方(しっかしこいつらが本気出しゃ、ガキ共なンぞ一瞬で消し炭か生き埋めだろうに……。
あちこち汚れちゃいたが、怪我らしい怪我は一つもなかった。第四位も、聞いてたよりは分別あンな……)
麦野(何だろう? 今すごく『お前が言うな』って叫びたくなった……)
251 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/08(金) 21:19:54.70 ID:DdY7DZS6o
一方「…………またガキ共が暴れてたら、テメェらで適当に叩きのめしてやってくれ」
麦野「え? そりゃ構わないけど……」
結標「いいの? 妹なんでしょ?」
一方「はァ? そんな訳あるか、事情があって面倒見てるだけだ。血の繋がりはねェよ」
麦野「あら、そうなの?(その割には……)」
一方「まァ、アイツらにはいい薬になンだろ……」
結標「へ〜……(言動とかまるっきり兄貴のそれだけど……)」
麦野「なら、一応アンタの連絡先も教えときなさいな。何かあったら、連絡したげるから」
一方「そうか? 悪ィな……」ゴソゴソ
麦野「いえいえ」
結標「とんでもない」
麦野・結標(第一位とのパイプ、超オイシイです)
252 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/08(金) 21:20:41.65 ID:DdY7DZS6o
【廊下】
黒夜「痛ってぇクソ……一方通行の野郎、思いっきりぶっ叩きやがって。コブ出来てるし……」サスサス…
クラスメイトJ「麦野先輩に喧嘩売ってその程度で済んだんやったら、ええ方やと思うよ?」
黒夜「へ?」
クラスメイトJ「取り敢えず、制服の埃払い? 背中に靴跡ついとるから」
黒夜「え、マジで? ……いや、じゃなくて。えっと……同じクラスの人……?」
クラスメイトJ「一応そうやけど……」ムゥ…
クラスメイトJ「……ホンマに分からへんの?」ジトー
黒夜「え? え?」
クラスメイトJ「…………おでこビームッ」マエガミ、メクリ
黒夜「うぉ、まぶし!」
黒夜(な、何だこのテカリ具合は!? いや待て、このおでこの広大さ……絶妙な曲面……太陽光の照り返しの強さ……!
覚えがある! まさか、まさかこのおでこは……!?)
黒夜「ガシッ!!)灰谷! 灰谷ちゃんじゃないかこのおでこは!!」
灰谷「額に話しかけンなァァァああ!!」ガスッ!!
253 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/08(金) 21:21:21.99 ID:DdY7DZS6o
黒夜「おぶぅ!! こ、この頭突きの威力……間違いない……」ヨロヨロ…
灰谷「全く……ガッカリやわぁ。久しぶりの再会やゆうのに、黒ちゃん、全然気づかへんねやもん……」
黒夜「前髪伸ばしておでこ隠してんのが悪い!!」ビシッ!!
灰谷「黒ちゃんが昔散々からかったせいやろ!? 前髪かて伸ばすわアホー!!」
黒夜「むぅ……でも、何で灰谷ちゃんがここに?」
灰谷「そら、学校ぐらい通うよ。黒ちゃんかてそうやんか」
黒夜「それはそうだけど……」
灰谷「それにほら、担任の木山センセーおるやん? 木山センセーって教師と研究者兼任しとんやけど、
うち今、あの人がおる研究所でお世話になっとるんよ」
黒夜「え、そなの?」
灰谷「うん。私の他にも『あの計画』に関わった子、何人かお世話になっとるし、
後なんか別の計画の被験者にされた子とかも一緒におるで? 皆で研究の協力しながら暮らしとる」
黒夜「研究の協力……それ、大丈夫なの?」
254 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/08(金) 21:22:03.92 ID:DdY7DZS6o
灰谷「へーきへーき。『あの計画』みたいなんとは全然違うから。皆こうやって学校にも通っとるし。
それに、一方通行さんもたまに顔出すよ?」
黒夜「はぁ!?」
灰谷「なんかよう知らんけど、木山センセーの研究に必要なシミュレーションの為に、一方通行さんの演算能力貸したんやて。
その繋がりで、私らもお世話になってん。というより、その見返りの協力やったんかな?
つい一昨日も一方通行さん来て、ウチに黒ちゃんのことよろしくて言いに来てんけど。聞いてへん?」
黒夜「聞いてない……。クソ、あのハリガネ野郎、わざと黙ってやがったな……」
灰谷「あはははは、まぁええやん。黒ちゃんのこと、心配してくれてんのはホンマやで?
ほら、そろそろ教室もどろ。昼休み、もう終わってまう」
黒夜「あ、うん……」
灰谷「自己紹介の事は気にせんとき? すぐに皆とも打ち解けれるて」
黒夜「いや、別に。あんなの、どって事ないし……」
灰谷「そやなぁ、黒ちゃんは昔っから肝心な場面で大ポカするもんなぁ。もう慣れてるわなー」
黒夜「う、うるせぇよ! バーカバーカ!!」
アハハハハハ、ソウイエバ、ハジメテオウタトキモ……
ウガァァァア!! チョットセイカクワルクナッタナ、テメェ!!
…………
……
255 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/08(金) 21:22:45.42 ID:DdY7DZS6o
【1-A教室】
絹旗「むぅ…………」
クラスメイトL「どったの絹旗さん、難しい顔して?」
絹旗「いや、何と言うかですね……明らかに超向こうの方が優遇されてる気がするんですよ……」
クラスメイトL「は?」
絹旗「やはり優等生よりも、劣等性のほうが主人公として扱いやすいということでしょうか?
あくまで主人公は窒素姉妹、しかし今のところ明らかに……。そう、さながら爆走兄弟レ○ツ&ゴ○!!
タイトルは兄弟って表記だけど、実際の主人公は明らかに弟の方? みたいな!?
よくないです、超よくないですよこの状況は!!」
クラスメイトL「お、おーい……絹旗さーん……?」
絹旗「おのれ黒夜! ヘタレを武器に主人公の座をせしめようとしてもそうは行きません!! 誰が『烈』になるものですか!!
例えこの私が敗れようとも、第二部、第三部の私が超必ずやぁぁぁああああああああああああ!!!!」ズゴゴゴゴ…!!
クラスメイトL「誰かー! 先生呼んできてー!! 絹旗さんが壊れたぁぁあああ!!!」
―― 第一部 完 ――
257 : ◆Y1L4z5aia2 [saga]:2011/04/08(金) 21:28:28.32 ID:DdY7DZS6o
以上、投下終了です。
取り敢えず一段落ということで。
オリキャラの登場については色々思うところがある人もいると思いますが、
黒夜に友だちを作るためということで、勘弁していただけると助かります。
んでまぁ、今までスタートダッシュということで毎日投下してきましたが、
これ以降は少し投下間隔が開くようになると思います。
書き溜めもほぼ尽きましたし……。
取り敢えず、2部開始まで少し準備期間を置いて、
その後数日おきの投下という感じにいく予定。
今後とも、お付き合いいただけたらなと思います。
んではまた。
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/04/08(金) 21:33:04.36 ID:tnxSNgxb0
乙です
>絹旗「うえぇぇん、おにいたんたちけてー!!(>__ここ想像したら悶えまくっただろコラ しかし第1部ってことは長くなりそうだからゆっくり考えていい作品にしてくれ待ってるよ
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/04/08(金) 21:33:10.31 ID:cslpE+wAO
更新乙!
アホな娘の絹旗も駄目な娘の黒夜も超可愛いな
そしてついつい一通さんに頼ってしまう辺り、やっぱお兄ちゃんLoveなのねww
俺も二人の兄になって甘えられたい…
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/08(金) 21:40:16.19 ID:9CkKFhHDO
素晴らしい!乙
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/08(金) 21:56:03.06 ID:+DbpTOEIO
たのしかった
2部待ってるぜ
絹旗「ナイトロジェン!」黒夜「シスタァァァズ!!」一方「……」2
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